米国株と参考にする指標(NYダウとS&P)
米国株に投資する時に参考にする指標
みなさんこんにちは!BFPです!
今回は米国株に投資をする際、参考にする指標について
紹介していきます!
見るべきものを変えると
分析の精度も上がります!
日本とアメリカの類似比較
日本の株式市場には『日経平均』というもののほかに
『TOPIX(トピックス)』というものも存在します。
他にもいろいろあるのですが
今回のテーマではないのでこの2つの紹介前提で進めます。
一方でアメリカの株式市場にも、
日本でいう『日経平均』に該当する『NYダウ』や、
『TOPIX』に該当する『S&P』が存在します。
NYダウの紹介や問題点は前回の記事に記載しましたので割愛しますが
実は日本においても中期以上で投資をするプロは
『日経平均ではなくTOPIXをメインに使い意思決定』
しますし、アメリカにおいても
『NYダウではなくS&P』
を判断材料とします。
ちなみになぜか、
投資にあまりかかわりがない方にとっては
前者のほうが有名であるというのまで同じです。
まあ日本の場合、書いて字のごとくメディアをもつ某団体が・・・ゲフンゲフン
話をもどしましょう。
結局何が言いたいのかといいますと
米国株投資を『中期から長期前提で行う』なら、
NYダウではなくS&Pを参照したほうがいいですよ、
という話です。
なにがちがうの?
まず、『構成銘柄数』が全く違うので、
『平均値がより正確』です。
NYダウは構成が30銘柄に対しS&Pは500銘柄と何と10倍以上。
さらにNYダウはその少ない銘柄数を頻繁に入れ替えるので、
長期的な数字の連続性がなく経済判断の指標としては非常に不適格です。
『株価が上がってる』とアピールしやすいので
日本株より手数料の高い米国株を売りつけたい営業マンには非常に人気です。
また算出方法にも違いがあります。
NYダウは単純に『平均株価』をもとに指数を構成しているので、
個別銘柄の影響を受けやすいです(日経平均も同様)。
対してS&Pは『時価総額』を基準として指数を構成しているので、
多少時価総額が大きい銘柄に指数が引っ張られがちであるものの、
個別の案件に対しては銘柄数も多いため
あまり大きな影響を受けません(TOPIXも同様)。
というわけで。
もし中期投資以上を行うならS&Pを
日本株投資もできればTOPIXを使うことをおすすめします。
え?なのになんでみんな前者を使いたがるって?
それは、景気を良く見せたい政府や、好調な市場をPRしたい証券会社が、前者のほうが都合がいいからです。結局何事も、物事を動かしたがる人たちが意図的に作った統計の中でだましだまし生かされているのが社会だ、ということですね。あ、ここ、書籍のノリで書きましたが心の声ということで。
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