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株価暴落!「ゲームストップ」株で何があった??

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 プロが素人に負けた?

皆さんこんにちは!BFPです。

今回は、週末に日経平均・アメリカ株(NYダウ)が両方、下落した背景について簡単に解説紹介いたします。

スクイーズアウトの発生

今回の相場の動きは、専門用語でいう『スクイーズアウト』

その損失埋め合わせが発生したことに起因します。

 

皆さんは『空売り』ってご存じですか?

 

ご存じない方のために簡単に書くと、

「第三社から株を【借りて】、それを売る。売った時より安く買い戻す(=株価が下がる)ことができれば、それで【借りた株を返して取引を終了】し、差額が儲かる」、

という投資手法の一つになります。

 

この借りた株というのが、

今回の相場の動き(スクイーズアウト)を解説する材料になります。

 

株価が下がれば儲かるということはつまり、株価が上がれば損をするということと同義です。

そして、借りたものは返さないといけないですよね?

 

さてここで考えてみましょう。

 

問題となったゲームストップの株式ですが、

プロのヘッジファンドは株価が下がるだろうということで

空売りをしていました。

 

今回問題になったのは、個人間で使われる少額高速売買アプリ『ロビンフット』です。細かい解説は避けますが、

今回はアメリカの若者の間で人気の株式(オプション)売買アプリケーションだと思っていただければオーケーです。

 

こういったアプリを通し、ヘッジファンドが空売りしていた銘柄を集団購入し、株価は吊り上げられました。

 

さて、株価が上がると、空売りしていたヘッジファンドは損をします。

借りた株を返して、手じまいするためには、

 

借りたものを返すため、売った株を買い戻さないといけないですよね?

これにより株価はさらに上がります

 

そしてそのタイミングで、買いを入れた人間が利益確定する。

こうした一連の流れを、スクイーズアウトと呼びます。

ロビンフットの規制、そして下落

こういった動きを受けて、損をしたヘッジファンドや

そこから献金等をもらっているであろう政治家の先生たちが非難声明を発表、

 

先の話題に出したロビンフットは『買い』を規制、騒動は一時終着しました。

 

※ちなみに今回、「おまえら(ヘッジファンド)も普段、似たようなことやってるじゃねぇか。自分が損したらガタガタ文句言うんじゃねぇよ」という議論は、いったんなしにします。

 

とはいえ、損失が確定したヘッジファンドは、

その分の『現金』をどこからか補填しないといけません。

そうなると保有しているほかの銘柄、つまり日本株・アメリカ株を売る必要がある。

 

だから、株価が落ちた!というのが今回の週末下落の解説です。

(そこに追加で、コロナワクチンの治験結果もよろしくなかった)。

 

この事件に関しては色々思うところはありますが・・・

続報が気になるところです。

 

というわけで、今回はこの辺で。

 

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