安部元首相銃撃！日本株・為替への影響は？
投資家目線で考える安部元首相銃撃事件
皆さんこんにちは。
大変な事件が起きましたね。
本日は緊急で
投資家目線で安部元首相が銃撃された件について分析を行います。
尚、本記事は弊社および執筆者の、政治信条等を主張する記事ではありませんし、本事件に対しての賛同等を行うものではありません。
あくまで「金融商品を売らない投資と財務の専門家」として、発生した事件をもとに投資家はどう考えるべきなのか、を記載する記事となりますので予めご了承ください。
足元のマーケット
日経平均株価が2万6881円前後を最高値として
事件発生後に200円、さらに終値にかけて150円下落し
前日比からは＋26円高であったものの
【後場で350円ほど値を下げる】動きとなっております。
またドル円が136.1円から135.4円とリスク回避による円買いが発生したものの
本記事執筆現在では135.7円まで戻しており、本日7月8日が金曜日のアメリカ統計発表日ということもあり予断を許さない状況で方向性を欠いております。
この後の発表次第ですが土日を挟むタイミングであること
犯人がすでに確保されていることから
その間の事件進展などで大きな相場の荒れがやってくる可能性は比較的低いとみるべきでしょう。
一時的には下げ、だがすぐリバウンド
- 短期運用の方は間に合うならポジションを即切り
- 中長期の方は気にせず続行
でよいと思われます。
事件自体は大変痛ましく
民主主義への挑戦といっても過言ではないでしょう。
ですが、良くも悪くもアメリカやイギリス等と違い、
「日本はだれが首相であっても、それなりに住み心地や経済状況は変わらない国」です。
また、すでに首相という職からも一線を引いておられたことから
相場目線で言うと被害は軽微であり大きな警戒を行う必要はありません。
タイミングによっては弊社は短期的に買い増しをすることも検討します。
おそらく、自民党は議席を増やす
繰り返しますが
本事件の発生は民主主義への挑戦であり、許されてはならないことです。
本事件に対しての賛同等を行うものではありません。
ですが一方で、
すでに発生した事実をもとに今後を想定すると、
おそらく本事件で自民党への注目と票が集まり、
選挙結果は良い形になり議席を増やすことになります。
これを表立って主張し、喜びを出す議員はいないと信じたいですが
事実としてはそう見ます。
（おそらく、「自民党のほかの議員が襲わせたんだ」という陰謀論がでるかもしれないな、と思う程度には）。
一般論として、与党の議席が増えて盤石な状態になるということは、
（岸田さんなので若干の不安ですが）
党内の意思統一力と影響力が増し経済や株価等にとってはプラスとなります。
つまり、金融経済とマーケット参加者・投資家の観点から見ると
「一時的な買い場が来る可能性」があります。
ただし弊社はそもそも、かなり前から株式投資には悲観論者であり
「良い個別銘柄をポートフォリオの一環として拾うぐらいで、指標ETFなどの投資はもう終わりだ」
というスタンスです。
今回の事件でここに対しては変わりありません。
（※最低20年積み立て続ける覚悟があるなら話は別です）
まとめ
- 来週は多少動くかも
- だが反応は（相場としては）限定的
- 中長期的に見ればプラスに働くかもしれない
- あくまでそれは「起きた事実に対する評価」であって、事件を称えるわけではない
というところです。
ちなみこれ、警備していた会社が民間であれば売りを浴びせかけますが奈良県警なんですね。
おそらく「SPは何をしていた」と批判が集まると思いますが
これは詰められてもしょうがないと個人的には考えております。
以上です。
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