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【アメリカETF解説シリーズ01】バンガード米国高配当株について

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バンガード米国高配当株の解説

皆さんこんにちは!

BFPです。

 

本日から、「アメリカETF(米国ETF)」の個別解説を始めていきます!

記念すべき1件目は「バンガード米国高配当株」についてです。

 

※本記事は、筆者および筆者経営法人が株式市場・経済の参考とするための持論・分析であり、投資および相場の結果等を保証するものではありません。

また投資・運用を推奨するものでもありませんので、ご了承の上活用ください。

特徴

本ETFはアメリカに上場している銘柄の内、

「市場平均よりも配当率が高い、大型企業」に投資を行っているETFです。

 

いくつか具体的な企業名を上げると、

洗剤などのいわゆる「消費財」というセクターの商品を製造販売する

「プロクター&ギャンブル(Procter & Gamble Co.)」、

半導体メーカーの「インテル(Intel Corp.)などが挙げられます。

 

ベンチマーク(投資リターンの追及対象)

全てのファンドや運用機関には「ベンチマーク」と呼ばれる、

「この指標にをターゲットにして、より高いリターンを目指すorその指標値動きに準拠するよう設計運用する」

というラインがあります。

 

本ETFは

FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス」と呼ばれる、

アメリカ株の中でも高配当な銘柄群を集めた指標をベンチマークとしており、

値動きはほぼこれに連動することになります。

 

そのため、

FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス」のチャートに

沿って取引したい!と考える場合、

本ETFを購入すればその目的が達成することができます。

 

特徴と分析

高配当銘柄と銘打ってますが、

じつは平均的な配当利回りは約3.3%程度に収まっております。

 

また構成銘柄も攻めるような銘柄群ではなく

保守的・ディフェンシブなものが多いため、

「アメリカの経済市況に合わせてゆっくり成長していくものに投資をしたい」

という要望の際、購入することをおすすめします。

 

本日はこの辺で。

 

【あわせて読みたい】

bfpblog.hatenablog.com

 

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アメリカETFを手数料無料で取引しよう!

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お得な米国ETF運用方法

皆さんこんにちは!BFPです。

 

本日は最近注目されているアメリカETF(米国ETF)についてのお得な運用方法について紹介していきます。

基本的に日本国内での取引は手数料が高い!

便利な時代になったもので、

「海外に証券口座を開設しなくても、海外の株を買える」

ようになりました。

 

十数年前には考えられなかったことですね。

 

ただしその一方で、やはり利便性の裏には『コスト』がつきもので、

「直接その国に行って現地国の株を買い付けするより、手数料は高く」

なっています

 

もっとも、現地の口座を開設するには様々な手続きが必要で、

且つ英語での取引も必須なので、そのあたりの手間等を加味すると、

十分リーズナブルではあるのですが。

「米国ETF」は条件を満たすと取引手数料無料

ところで、

近年ではネット証券会社では

「一定の条件を満たすと売買手数料が無料で取引できる」

というキャンペーンを張っているところがあります。

 

本記事執筆時点での2020年7月22日現在ですと、

メジャーなところでは以下のようになります。

楽天証券

楽天証券が選んだ9種類のETF銘柄が、手数料無料で取引できます。

対象銘柄は以下となります。

 

VT バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF NYSE Arca 0.09% 米国を含む全世界の先進国株式市場及び新興国市場へ幅広く投資
VOO バンガード・S&P 500 ETF NYSE Arca 0.03% 主に米国大型株を投資対象とする、S&P500 指数に連動
VTI バンガード・トータル・ストック・マーケットETF NYSE Arca 0.03% 大型株から中小型株まで米国株式市場の投資可能銘柄ほぼ100%に投資
SPY SPDR S&P 500 ETF NYSE Arca 0.09% 米国初のETFでS&P500 指数に連動
RWR SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF NYSE Arca 0.25% USセレクトREIT指数に連動し、商業用不動産等のREITに投資
GLDM SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト NYSE Arca 0.18% 現物の金地金に裏付けられており、小口から金への投資が可能
GDAT GS データイノベーションETF NYSE Arca 0.50% 人工知能、ビッグデータ、IoT、データインフラなどのデータイノベーションに関連する企業へ投資
GDNA GS ヘルスケアイノベーションETF NYSE Arca 0.50% 高精度医療、ロボット支援手術、ゲノミクスなどのヘルスケアイノベーションに関連する企業へ投資
GFIN GS 金融イノベーションETF NYSE Arca 0.50% フィンテック、ブロックチェーン、資産運用改革などの金融イノベーションのテーマに関連する企業へ投資

※2020年7月22日現在。

楽天証券公式ページ(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/foreign/etf/etf-etn-reit/lineup/0-etf.html)より抜粋。

 

これらの銘柄に「手数料を払って取引しておられる方」がいらっしゃいましたら、

これを期に楽天証券の口座開設をおすすめいたします。

DMM証券

【※リンク先は弊社サイトではなく公式サイトです】 

 

なんと、米国個別銘柄・ETFともに手数料が0円という大盤振る舞いです!

 

ただしちゃんとこれには仕掛けがありまして、

  • 日本円→米ドル
  • 米ドル→日本円

に変換するときの為替手数料が、気持ち高めになっています。

 

ですので使い方としては、

短期売買の方は×、

 

数週間~数年じっくり保有して投資する人であれば、

取引回数が減る関係上為替手数料リスクが限りなく0になるので

オススメの証券会社ということになります

次回からの更新とまとめ

次回からは

「米国ETFを一つ一つ、個別に分析紹介」

していくシリーズを始めたいと思います!

 

もし米国株に興味がある方は、相場に注意しつつ始めてみてはいかがでしょうか。

 

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米国株、全部売却の根拠(続編です)

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米国株を売却する理由

皆さんこんにちは!

BFPです。

 

前回の「米国株、全部売却しました!」の記事が、

アクセス数反応、★反応ともに非常に良かったので続編です!

 

bfpblog.hatenablog.com

 

まぁ世知辛い話ではあるのですが、

アクセス数とか反応とかが良ければこういう風に「続編を書こう!」となるので、

もしよければ末尾から公式LINEなど登録していただければ助かります笑笑

 

というわけで、本編です。

「実体経済」と「株価」の乖離

アメリカ株を保有しておられる人は、

「数年~」というスパンで保有する中期投資家の方が多いのではないか

と思われます。

 

こんなことを言うと怒られますが、

正直、デイトレードやスイングトレードといった、

『短期』に分類される投資は、『実体経済なんて役に立たないのでどうでもよい』

という判断をします。

 

株価が上がって儲かれば、それでいい!

決算書なんて、ほぼ見る必要がありません。

 

これが、『投資』ではなく『投機』といわれる所以です。

(本件の善悪に関しては、今回は議論しません)

 

一方で、『実体経済』を考えないといけないのは、

今回のアメリカ株保有のような、『中期以上』の視点の場合。

 

これも良し悪しで、

「実体経済が素晴らしいのに、株価が低いよ!」

というタイミングなら、チャンスです。

投資を始めるのに適したタイミングです。

 

ですが、

今回は逆に

「実体経済死んでるのに、ワクチン開発されるかも!?とかいう夢で、株価が上がっているよ!」

というタイミングです。

 

これは、「売りだろう」と弊社は判断しました。

ただし、「短期的には」上がるかも

少し乱暴な言い方をしますと、

株価というのは事実がどうであれ

『みんなが買っていれば、需要と供給で上がります』

 

ですので、短期的には、

株価は上がるか横ばいを続ける可能性もあると考えております。

 

ですが、

投資なんてのは

「一番安い時に買って、一番高い時に売る」

なんていうミラクルを、常にできるわけではありません

 

正直十分な含み益も出てますし、欲張らずに撤退

この判断ができるか否かが、

『勝てる投資家になるため』に必要なスキルではないかと弊社は考えています

ほかにも暴落要素がちらちら。

上記のような「実体経済との乖離」以外にも、

「方向性が見えないアメリカ大統領選(11月)」やら、

「アノマリーの8月(8月は相場が下落しやすい)」

などが控えています。

 

これらを加味したうえで、相場の上昇余地などを考えると・・・

米国株からは撤退という判断になった次第です。

 

補足に関しては以上です。

皆さんの投資判断のご参考としてお役立ていただけると幸いです。

書籍情報

とまぁ、こういった「勝てる投資家になるためのノウハウや考え方」をまとめた著書、「勝てる投資家になるための実践教科書」を出版予定です。

【現在Amazonでサンプル販売中】

原稿自体は書き上げてるのですが、途中で出版社の担当が爆発したり、

ようやく次発がきまったらコロナ発生

「あぁぁぁああぁ!ここも、ここも、ここも!書き直しじゃねぇか!?(血涙)」

となっている絶賛迷走中な本ですが、最悪自費出版になっても出します笑

 

もしご興味がある方は、上記画像リンクからダウンロードしてご一読いただけると幸いです。

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米国株、全部売却しました!

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米国株から一時撤退

皆さんこんにちは!

BFPです。

 

今回の記事ですが、

7月14日午前付注文で弊社は米国株を全部売却しておりますので、

そのあたりについて紹介解説です!

 

【前記事です】

↓↓↓

bfpblog.hatenablog.com

いつまでチキンレースに乗るのか?

上記の前回の記事では

  • 4年ぐらい上がり続けるかな?
  • いつまでゲームに乗り続けるのか?

という内容を、コロナという大きな変動前に記載しました。

 

はっきりといえば

「状況が変わった」

 

つまり4年ももたず崩れる、

という方向に予想を下方修正しました。

 

正直、短期的にはもうすこし上がるかもしれません

 

ですが、

投資というのは

「底で買って、天井で売る」

なんて、現実には実行不可能です。

 

含み益も十分に出ていることですし、

このあたりが潮時かなと判断した次第です。

二つの不安要素

ズバリ、撤退要因は

  • コロナによる経済の影響
  • 大統領選後

 です。

 

「コロナによる経済の影響」は、

株式売却前夜、アメリカはコロナのワクチン開発による楽観視で株高となりました。

 

ですが、ほかの記事にも書きましたが、

ワクチンなんてそんな簡単にできるもんでもないですし、

仮に今ワクチンが開発されたとしても経済ダメージによる景気悪化は必至でしょう。

 

二つ目の「大統領選」は、

候補にそれぞれ不安があること。

 

これは書きだすとキリがないですが、

11月以降どういう結果にせよ混乱が生じると判断しました。

 

これらが主な、撤退要因です。

 

誤解がないように言っておきますが、

弊社は日本という国自体にもネガティブなので、

海外投資自体は増やしていきます

 

ですが、アメリカ株はもうすでに、

実体経済と株価の乖離が許容範囲を超えています。

 

もし投資を続ける方は、

止はしませんが今後、ご注意ください。

 

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米国債で最近見るストリップス債とは?

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ストリップス債とは

皆さんこんにちは!

BFPです。

 

今回は、「既発債(すでに発行されている債券)」で

たまに見かける「ストリップス債」というものについて、

簡単に解説紹介していきます!

一言で言ってしまうなら「割引債」

ストリップス債券は、「金利が0%」です。

その代わり、

「額面からディスカウントした価格で買える」

というのがメリットになります。

 

つまり、

「100円の商品を、95円で売っている」という状態になるわけです。

 

95円で買ったものを、満期(償還日)まで保有すると

100円になって返ってくるので5円儲かる!

 

というのがこの商品の基本設計なわけです。

で、どんな意味があるのそれ?

一言でいえば、

「自動的に複利運用になるので、長期投資に向いている商品設計である」

ということが言えます。

 

通常の金利が支払われる債券でしたら、

「債権を買う」→「利息が支払われる」→「そこから税金が引かれる」→「利息分を投資する」

という流れになります。

 

この際、ほかの商品を買うなら問題ないですが、

そのまま同じ商品を買う場合、引かれた税金の分、損ですよね?

 

ですが「ストリップス債」の場合、

「安い値段で買う」→「数年後、満期が来る(利益確定)」

という形になるため、余計な税コストが発生しません!

 

これが最大のメリットです。

 

また商品の設計上、

  • 満期まで期間が長ければ長いほど安い値段が付く

という点もポイントで、

 

総合的にみて中期~長期の投資に向いている商品であります。

で、デメリットは?

ほかの商品にも言えることですが、

  • 途中売却した場合、損失が出る

場合があります(利益が出る場合もあります)。

 

また債券という商品特性上、

  • 大きな値上がりを望みにくい
  • インフレリスクに対応しにくい

というデメリットがあります。

 

活用イメージとしては

「外貨預金のような形で資産を置いておく。

でも、預金よりもうちょっと利息が欲しいなぁ」

 

という場合にお使いください

(※参考にしているアメリカ国債のストリップス債券の場合)

 

今回はこの辺で。

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