投資アドバイザーの資産を増やす戦略思考

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「自分が株を売ると上がる」はホント??

株を売ったら価格が上がるのはなぜ?

 

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本日は、公式LINE@でリクエストいただいた記事の更新です!

 

皆様は、

「株をずっと持ってて、自分が売った瞬間に上がり始めた・・・」

という経験をしたことがお有りの方も多いのではないでしょうか??

 

本日は、こちらの「投資あるある」を

経済学ベースに分析し解説いたします!

 

勘違いかも 

まず、結論から申し上げましょう。

「自分が株を売ると上がる」というのは

大抵の場合勘違いです。

 

勘違いというと語弊があるのですが

実際に自分自身の取引記録をまとめてみると

 

売ったあとで上がった確率

売ったあとで下がった確率

 

がだいたい半々ぐらいの数に収束しているというのも珍しくありません。

 

ですが

大抵の方は

 

「自分が売ると、上がり始めることが多い」

 

と感じています。

 

なぜでしょうか?

行動経済学が教えてくれる

 

これは、「行動経済学」の観点から回答可能です!

 

みなさんは、

「プロスペクト理論」というものをご存知でしょうか?

 

これは、簡単に言いますと

「損益」が発生した時の「心理的」な影響・働きを解説したもの

となります。

 

人間というのは不思議なもので、

利益を出したときと、

損を出した時(利益を逃したとき)では、

 

後者のほうが強く記憶に焼き付く、

 

というのが心理学実験により実証されています。

 

ですので仮に売ったあと

値段が上る場合と下がる場合の可能性が50%ずつであったとしても、

 

「自分が売ると株価が上がる!」

と感じてしまうということになります。

 

これが、冒頭で「勘違い」とお伝えした理由です。

 

以上が、株式投資あるあるの理論的な解決でした。

 

・・・・・・

 

ちなみに、

実際にデータを確認してみて

勘違いではなく実際に

 

「売ったあと株価が上がる件数のほうが多い」場合には、

 

根本的に投資の意思決定を見直す必要があるかもしれません。

 

勝てる投資家は

自分自身の取引記録を定期的に見直していますので

 

ぜひとも一度、確認してみてください!

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